顎関節症の例

例として、Aさんという人の症例を見ます。Aさんは顎・首・肩等の筋肉の緊張感・重苦しさ・痛みを覚えたり、時には頭痛のような症状を伴ったとのこと。こういった例も少なくないのです。10代後半から20代にかけて女性に比較的多くみられるというのもまた特徴的だと言えます。

Aさんが行っている治療としては薬剤の服用と、筋肉をほぐして血流の改善・緊張緩和をはかった理学療法です。他にも、ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり・顎周りの筋肉のストレッチなどの運動療法をはじめ、マウスピースを用いたスプリント療法・歯ぎしりの原因となるストレスなどを取り除く為の心身医学療法など様々なアプローチが可能です。