歯ぎしりとは寝ている間や起きている間でも無意識に強い力で歯と歯をすり合わせることです。強い歯ぎしりの場合だとギリギリといった音を伴うこともあります。誰にでも見られる現象で、健康な方でも疲れている場合などは、睡眠中一晩に1回10分程度歯ぎしりをしているのです。しかし歯ぎしりが常習化しているケースでは、毎晩のように長時間歯ぎしりをするので身体にさまざまな悪影響を及ぼすようになります。常に強い力が歯にかかることで、歯が欠けたり割れたりすることがあります。また歯だけではなく歯茎にも負荷をかけることになるので、歯周病を悪化させるリスクが高くなります。顎関節症を引き起こすこともあるので常習化している場合には、マウスピースなどを使用して改善する必要があります。