食後に歯を磨く人は多いでしょうが、歯ブラシの持ち方にまで気を配っているという人はどれくらいいるでしょう。

歯の磨き方や歯ブラシについてはこだわりがある人も、持ち方については案外無頓着かもしれません。正しい持ち方をしていないと余計な力が加わり、歯の表面だけでなく歯茎にもダメージを与えてしまいますし、きちんと汚れを落としきれないこともあります。

鉛筆を持つように、あるいは、手の平で握るように歯ブラシを持つのが正しい方法です。急いでいる場合などは特に無意識に力が入りやすいため、日頃からきちんと身に付けておくことが大切です。

正しく磨くことで力が入り過ぎるのを防ぎ、歯垢を除去するだけでなく口内トラブルの予防にもつながります。

例として、Aさんという人の症例を見ます。Aさんは顎・首・肩等の筋肉の緊張感・重苦しさ・痛みを覚えたり、時には頭痛のような症状を伴ったとのこと。こういった例も少なくないのです。10代後半から20代にかけて女性に比較的多くみられるというのもまた特徴的だと言えます。

Aさんが行っている治療としては薬剤の服用と、筋肉をほぐして血流の改善・緊張緩和をはかった理学療法です。他にも、ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり・顎周りの筋肉のストレッチなどの運動療法をはじめ、マウスピースを用いたスプリント療法・歯ぎしりの原因となるストレスなどを取り除く為の心身医学療法など様々なアプローチが可能です。

歯科は虫歯や歯周病を治療する一般歯科だけではなく、歯並びを綺麗にする矯正治療・ホワイトニングのように口元をきれいに見せる目的の審美歯科・人工歯を埋め込むインプラントなども歯科の領域になります。口腔内の腫瘍や親知らずの抜歯などが口腔外科で治療がおこなわれます。一般歯科の場合には健康保険が適応になるので、決められた割合の負担で済みますが、矯正治療や審美・インプラントなどは自由診療になります。自由診療とは医療機関が自由に価格を設定することができるので、同じ施術でも歯医者によって価格にばらつきがあります。自由診療は自費になる分、健康保険適応ではおこなうことができない高度な技術で精密な治療をうけることができる点が魅力になります。

腰痛や末端冷え性や肩こりが悪化したり下半身がむくんで痩せにくくなったり眼精疲労や緊張型頭痛に見舞われたりなど、血行不良に伴う不調で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。その不調は、歯並びの悪さからくる骨盤の歪みかもしれません。受け口で咀嚼が上手く出来なかったり変な噛み癖で顎がズレたりすることが骨盤の歪みへと発展し、それが不調の原因になるという仕組みです。不調を改善させるためには歯並び・歯列の乱れという根本原因を取り除かなければなりませんので、早めに歯医者さんで治してもらいましょう。歯医者さんには診療科目というものがあります。歯並びを整えることを目的としている場合は、矯正歯科診療を専門的に行っている歯医者さんを選ぶべきです。

子どもたちは幼児期に口にしたお食事によって咀嚼することを学習するとともに、スプーン、箸、フォークなどを使ってお食事をする方法を学んでいくのだそうです。お食事のメニューの内容によっては、咀嚼する回数や食べやすい食べ物の大きさ、使用する道具など、さまざまな観点から食べ方の発達がみられるのだそうです。歯が生えていないころのお食事方法と歯が少しずつ生え始めたころのお食事方法は、少しづつ変化がみられるようになり手づかみ食べからスプーン、箸、フォークを使えるように、さまざまな身体機能を駆使して日々学習していると考えられているようです。幼児期の子どもたちが、口から食べたものを吐き出すしぐさがみられるのは、一度に入れる食べ物の量を調節することを学んでいるとされているようです。日本人における乳歯の生える時期は平均として8ヶ月から9か月と言われているようです。

子どもたちの歯並びは遺伝とともに環境的な要因が大きく影響すると考えられているようです。幼児期の子どもたちの食事バランスとしてさまざまな栄養素を多品目のお食事から摂取されることが望ましいとされているようですが、子どもたちの咀嚼力をトレーニングする意味合いおきましても、さまざまな硬さの食品を食卓にご用意されることが良いともされているようなのです。子どもたちの顎の形成は、お食事の際の咀嚼力にあるともされているようですが柔らかいものを食べがちな現代人の食生活のなかでは、子どもたちの咀嚼筋の低下がみられ、場合によっては歯肉などにもトラブルが発生するケースがみられるようなのです。咀嚼は高齢者の認知症予防にも大切な要素と考えられているようです。

学校給食などで1番におかわりをする子どもたちの食べ方として、よく噛まずに食べ物を飲み込んでしまうといったような状況がみられることがあるようです。学校の風景のなかの1つとされる給食の時間は、思い思いに食事を楽しむ子どもたちの様子が垣間見られるようなのです。

食べ物をお口いっぱいに頬張ってもなかなか飲み込もうとしない子どもたちや、口のなかに食べ物を入れる量が極端に少ないこどもなど、子どもたちはそれまで過ごしたお父さんお母さんをの食卓の時間で学んだ「食べる」という学習過程を経て集団行動となる学校のなかでの生活を営むことになるとされているようです。

このような同年代の子どもたちとの集団生活のなかで、食べ方に問題のみられる子どもたちのなかには歯科の検診が必要とされる子どもたちもいるようなのです。

虫歯のなりやすさは遺伝に関係するなどという方もいらっしゃいますが、専門的な歯科医たちの見解から述べますと、虫歯のなりやすさ、なりにくさは遺伝というよりは、実際には生活習慣における家庭内でのデンタルケアに対する認識やケア方法からの影響の方が大きいのではないかなどと考えられているようです。実際にお子様の歯磨き習慣というのは、親御さんが日常生活の中で歯を磨いたりする姿を見ることによって身について行くものでもありますから、ある程度デンタルケアに対する認識や歯ブラシによるブラッシングの仕方などが、ご家族間では似通っていることが報告されているようです。

大人になって定期的に歯科検診などを受けながら、個人的に子供たちが担当医に歯磨き指導などを受けることによって、ブラッシング方法などが改善されることなどもありますが、食べ物の嗜好や生活リズムに対しても、親子間ではどうしても似通ってくる傾向もありますので、生活の面から口内環境のバランスが類似しているのではないかなどとも言われているそうです。虫歯のなりやすいなりにくいは、遺伝ではないかというような見解を持つ専門歯科等もおりますので、今後、新たな研究結果が発表されるかもしれませんが、同じような虫歯に対する免疫力を持つ人であっても、デンタルケアを行っている人とそうでない人の間には何かしらの差異が生れることが考えられますので、虫歯のなりにくさは正しいデンタルケアによるところの予防対策が大切です。

一般的に総称される歯ブラシの種類は、手用歯ブラシと電動歯ブラシに大きく分けられます。手用歯ブラシは所謂一般的な歯ブラシの事。頭部にナイロン毛や天然毛が植毛されていて、最も手軽で効果的に使用できる口腔清掃用具として位置づけられています。

歯ブラシのデザインや大きさなどは多種多様であり、一般的に日常生活の衛生用品として、年齢や嗜好、使いやすさ、口腔内状況やブラッシング方法などの条件により選択し、使用されます。

片や電動歯ブラシは、ナイロン毛を植毛した頭部と電動源を含む把柄部からなり、機械的に微振動、回転振動を与える事で口内清掃効果を高め、歯肉マッサージを行う事が可能です。その機能性を高める為に、形態や振動方法に様々な工夫が凝らされています。他にも音波周波を利用したタイプや超音波歯ブラシも注目されています。

乳歯から永久歯に生え変わる際には、歯の大きさや歯の表面上の変化がありますので、お子さまにきちんとお口の変化に合わせた歯みがきトレーニングを試みることが大切です。ハブラシのハンドルの持ち方、ブラシの角度、磨き残しチェックなど、いくつかのルールと順番を決めて、一つひとつご一緒にクリアしていく過程が重要となってきます。ある程度の年齢への成長が見られますと、歯磨き中の歯ブラシによるお子さまの事故というものは、心配がなくなっては参りますが、お子様が小さいうちは、思わぬ歯磨きの事故というものも発生しますので、親御さんの付き添いは必須となってくるでしょう。お子様の歯磨きトレーニングが卒業を迎えるのは、約8歳前後などとも言われております。6歳から永久歯が生え始め、そこから5~6年間で永久歯に生え変わるなかで、小学校の高学年あたりで親御さんの見守りによる歯磨きトレーニングが卒業できる目安で頑張れると良いですね。